こんにちは。
月1の親子旅を実践中の「子どもと行くBOOK HOTEL」ブログへようこそ!
この記事では、絵本読み聞かせアプリ「みいみ」についてご紹介していきます。
アプリの読み聞かせなんて絶対使いたくない!と思っていた私でしたが、実際に利用してみると、なかなか便利だし、子供も楽しそうに聞いてくれるので、自宅やお出かけ先で利用してきました。

旅先への移動時間も役立ちます♪
ただ、数ヶ月利用した今は、他の読み聞かせアプリやサービス等と比較するためにも、いったん課金をストップしています。
そのためこのブログでは、実際に使ってみて分かったみいみの魅力と、ちょっと残念に感じるポイントについて解説していきます。

以前は無料でも一部のサービスを利用できたようですが、今は課金なしでは使えません。
・有料版は月額500円(最初の1か月は無料)
・対象年齢は0歳~
・絵本のセリフを一部吹き替えられる(録音機能)
・およそ170冊の絵本と童話が楽しめる(2023年7月現在)
・月2回、1~2作品の追加がある
使ってみて感じたみいみの魅力
「絵本の読み聞かせは紙媒体に限る!」、「リアルな親の声がベスト!」だと心のどこかで決めつけていた私でしたが、みいみを使い始めてみてからは、「アプリの読み聞かせって、案外良いかも!」と感じるようになりました。
私がみいみの大きな魅力だと感じるのは大きく3つ。
2.ひらがなを覚えられる&音読練習ができる
3. ネットワーク型学習の1つとして活用できる
寝かしつけに活用できる
私が読み聞かせアプリの利用を躊躇していた理由の1つが、夜寝る前にスマホやタブレットを見せるのは抵抗があったということです。

我が家では絵本を読むのは主に夜の時間。
スマホやタブレットをベッドに持ち込みたくない…。
でも、みいみには「暗くするモード」があり、画面の明かりが気になりません。それだけでなく、「おやすみver.」があり、ゆっくりとした語り口でナレーションしてくれます。
それに、絵本の読み聞かせが好きな私でも、今日はもうくたびれた…、早く寝たい…という日の絵本タイムは、とても辛かったりします。
どうしても疲れた時は、絵本の読み聞かせは無しにして、電気を暗くして昔話を聞かせるということにしているのですが、途中で私がウトウトしてしまってお話しできなくなることも。

そういう時に、みいみを使えばいいんじゃないか!?
そう思って試してみたところ、お話が終わるころにスッと寝てくれました!
なかなか寝てくれない時も、2回目のお話でちゃんと寝てくれるのでとても助かる。
おやすみバージョンは、絵本よりも童話や昔話が多いため、子供も興味を持って聞いてくれますし、プロのナレーターのお話や優しい音楽は大人の耳に心地よく、子供が物語の世界に入りやすいのも良いところ。
ひらがなを覚えられる&音読練習ができる
4歳の子供は絶賛、ひらがなを練習中。
子供は文字への興味がまだそれほど強くはなく、学びはゆっくりですが、少しずつ読めるようになってきました。
みいみは、音声の吹き替え機能があるので、ひらがなを読み上げて、そのあと自分の声を耳で聞くことができるのが言葉への興味を促すきっかけになったと感じています。

プロのナレーターが読んでくれるので、美しい日本語を学ぶということにも繋がりますね。
自分の声を聞く、という経験は大人でもちょっと新鮮に感じるもの。
親子で楽しみながら吹き替えができるのは、みいみの楽しい魅力の1つです。
ネットワーク型学習の1つとして活用できる
私が「ネットワーク型学習」という言葉を知ったのは、『12歳までの読み聞かせが子どもの「地頭」をつくる!』という本を通じて。
このネットワーク型学習は、絵本で見たり、知ったりしたモノ・コトについて、本物を見たり触ったり、実際に体感したりして、アウトプットしていく学びの形です。
絵本の世界と実際の体験をリンクさせること、読書だけにとどめずに広く展開していくこと、という風に私は理解しています。
例えば、知っている物語や絵本でも、紙の絵本を見ながら読むのと、音だけで聞くのとでは、そこから感じることや、想像することがきっと違うはず。加えて、自分が音読してみるというのも1つの体験ですよね。

絵本として読んだ時には興味が持てなかったのに、音とセットで見ることで好きになった絵本もありましたよ!
物語のイメージを絵にするというのも、絵本の読書体験を横展開する良い方法ですね。
ただ、表紙が表示されるのは「my本棚」のみで、その絵本を実際に読むときは表示されないのはちょっと残念な部分です。
ネットワーク型学習については、「【体験談】幼児期の子供が本好きになる方法!将来のために実践できる簡単なコツ7つをご紹介」の記事でも紹介しています。
使ってみて分かった!みいみのデメリット
ここまで、私が利用する中で感じたみいみの魅力をお伝えしてきましたが、一方で「ちょっと残念だな」と感じるポイントもありました。
私が最終的にいったん課金をやめたのも、今は魅力・メリットよりも、残念ポイント・デメリットが大きいと感じたから。

メリット・デメリットの感じ方は、子供の月齢・年齢にも大きく左右されそうなので、1か月間無料で試す価値はあると思います!
絵本を吹き替えられるのは一部分のみ
みいみは「きみの声が本になる」ということを謳っていますが、絵本の内容すべてを吹き替えることができるわけではありません。吹き替えられるのは一部分のみ。10か所以上録音できる本もあれば、3か所しか変えられないものもあり、全編吹き替えられると勘違いしていた私は正直なところ非常にがっかりしました…。

疲れた時に、録音した自分の声で読み聞かせができるなら良いな!と思っていたけど…イメージと違った…。
所々自分の声に変わるのは、経験としては楽しいけれど、せっかくプロのナレーターが語ってくれるのを、わざわざ数か所だけ自分の声にするのも、物語の世界に集中することを妨げるのでは、と感じました。
絵本のラインアップがまだ少ない
みいみには、有名出版社の人気絵本も収録されていますが、めちゃくちゃ豊富なラインアップ!と、言えるほどの冊数はありません。

童話はページが変わらないものもあるので、絵本とは言えないかな…。
動作が重い
地味にストレスになるのが、アプリの動作が重たいこと。
アプリを立ち上げる時、絵本を読み終わり他の絵本を探す時、いちいち読み込みに時間がかかります。
だいたい5秒~10秒くらいと短い時間ではありますが、やっぱりもどかしい…。
特に、お部屋を暗くしている中で、ちょっとだけ操作したい時などは困りますね。
みいみは無料では利用できない
みいみは無料では利用できません。
月額500円の有料会員(初月は無料)にならないと、実際の動作を確認することも、UIを確認することもできません。

初月は無料で体験できるので、まずは有料会員になって、本当に使えるかどうか!?を見極めるのが良さそう。
もし、アプリをダウンロードする前に、具体的なイメージを知りたいという方は、みいみのyoutubeチャンネルがあるので、作品の一部を試し聴きしてから、利用を決めるというやり方もありますよ。
みいみ~まとめ~
私が実際にみいみを利用してみて感じたメリット・デメリットについて、改めて整理すると以下の通りです。
1.寝かしつけに活用できる
2.ひらがなを覚えられる&音読練習ができる
3. ネットワーク型学習の1つとして活用できる
1.絵本を吹き替えられるのは一部分のみ
2.絵本のラインアップがまだ少ない
3.アプリの動作が重い


私が再度みいみに課金するとしたら…
・吹き替え機能が充実して、1冊丸ごと自分の声にできるようになったら
・魅力的な絵本のラインアップが増え、試し読み感覚で利用できるようになったら
最後に、みいみを利用して感じたのは、みいみの良さは、絵本や読書って楽しい!というきっかけ作りになるということ。
我が家の子供は既に絵本が好きで、ある程度の読書体験も重ねてきているため、「きっかけ」以上に、読書の楽しさをより「深める、広げる」という体験ができたらと期待していました。実際に、単に「聞く」だけでなく、自分で「つくる」機能があることで、より能動的に読書を楽しむことができると感じています。
でも、みいみは「多くの本に触れるきっかけ」や「本の楽しさを出会える」ということを目的に作られたアプリだと考えると、やっぱり「きっかけ作り」を探している人にとって最適なアプリなのかもしれません。

初月は無料なので、使い勝手を確認できるのはGOODですね◎
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