角川武蔵野ミュージアムに子連れでいくならおすすめのチケットはどれ?子供が楽しめる館内おすすめ探索ルート付

本と暮らし

こんにちは。
月1の親子旅を実践中の「子どもと行くBOOK HOTEL」ブログへようこそ!

このブログでは、角川武蔵野ミュージアムのチケットの選び方・子連れでの楽しみ方について紹介していきます。

隈研吾氏デザインの角川武蔵野ミュージアム

ミュージアムだけでなく、ミュージアムのあるサクラタウンの中には本屋さんやカフェ等も充実していて、本当に楽しかったです!

でも、チケットの種類がたくさんあって何を選べば良いかよく分からなかったし、施設の全容がイマイチ想像しずらい場所かも…。

ということで、これから角川武蔵野ミュージアムに行く人の参考になったらと思い、チケットの選び方や、私のように子連れで行く予定の人に向けた楽しみ方をご紹介したいと思います。

■結論■
子連れ(未就学児)で角川武蔵野ミュージアムに行くのなら、「スタンダードチケット」がおすすめです。

角川武蔵野ミュージアムのチケットの種類別おすすめの選び方

公式HPからだとチケットの種類が多く混乱するのですが、チケットの種類はざっくり分けると3種類。

1. 1DAYパスポート(もしくは午後15時から利用できるイブニングパスポート)
2. スタンダードチケット
3. 各エリア、展示毎の個別チケット

時間と予算のある方は1DAYパスポート、そうでない場合はスタンダードチケット(+必要に応じて個別チケット)という選び方が良さそうです。

個人的には未就学児と一緒に行くなら、スタンダードチケットで十分だと思います。

未就学児は無料です!

1DAYパスポート

角川武蔵野ミュージアムのほぼ全ての展示を見られるチケットです。

別途チケットが必要なのは3階のEJアニメミュージアムで、ここは様々な企画展を行っているので、興味のある展示がある場合は追加でチケットを購入すれば見ることが可能。

前売り 当日
大人
月~金 4,100円 4,400円
土日 4,600円 4,900円
中高生
月~金 3,300円 3,600円
土日 3,700円 4,100円
小学生
月~金 2,200円 2,500円
土日 2,400円 2,800円
未就学児
無料
1DAYパスポートがあれば、赤で囲んだ部分を見ることができます。↓
※2階は誰でも利用可能の無料エリア

平日でも4,100円(当日券なら4,400円)とそれなりのお値段がしますので、1つ1つの展示を丁寧に見られる時間を確保できる人や、グランドギャラリーの展示や武蔵野エリア関する書籍や郷土資料にも興味を持てる人なら価値があると思います。

一方で、「とりあえず本棚劇場は見たいけど、あとはピンとこない」という人や、あまり時間をかけて展示を見られない人には不向きなチケットかもしれません

スタンダードチケット

角川武蔵野ミュージアムの特徴的な展示を網羅できるのがスタンダードチケット。
1階のグランドギャラリーや5階の展示は見られませんが、1階のマンガ・ラノベ図書館と4階全ての展示を見ることが可能です。

前売り 当日
大人 1,200円 1,300円
中高生 1,000円 1,200円
小学生 800円 1,000円
未就学児 無料
スタンダードチケットがあれば、青枠で囲んだ部分を見ることができます。↓
※2階は誰でも利用可能の無料エリア

お手ごろな値段で、ミュージアムの有名な展示の良いとこどりができるので、長時間の滞在時間は確保できない人や、私の様に「子連れでじっくり展示を見ることは難しそう…」と感じている人におすすめのチケットです。

一方でグランドギャラリーは見ることができないので、興味のある方は別途グランドギャラリーのみのチケットを購入する必要があります。

それでも合計3,400円程なので1DAYパスポートよりは金額を抑えられますよ。

また、以前は3時間の時間制限があったようですが、現在は制限はない&再入場も可能なので、マンガ・ラノベ図書館で読みたいマンガを読破することも、ブックストリートで気になる本を好きなだけ読むこともできます!

各エリア、展示毎の個別チケット

角川武蔵野ミュージアムの中の「ここだけ見たい!」という場合に活用できるのが個別チケット。
リピーターさんや、「興味ある・興味ない」がハッキリしている場合は個別チケットが良いかもしれません。

大人 中高生 小学生
マンガ・ラノベ図書館 600円 300円 200円
グランドギャラリー(企画展) 展示内容により異なる
EJアニメミュージアム 展示内容により異なる
なお、前売と当日とで、値段が最大で300円程異なるので、予定が決まっているならぜひ前売チケットをゲットしてください。
楽天チケットでも購入が可能なので、楽天ポイントを貯めるor使うこともできますよ!

角川武蔵野ミュージアムの子供と一緒に楽しめるおすすめ探索ルート

複数のチケットが存在していますが、上記で説明した通り、大きく3種類に分けられます。
「マンガ・ラノベ図書館」、「スタンダードチケット」、「1DAYパスポート」は再入場が可能なので、子供がぐずったら外に出てご機嫌になったら戻ってくるという使い方も可能ですよ!

実際に私もサクラタウンやすぐ横にある公園⇔ミュージアムを何度か往復して、子供が飽きないように工夫しました。

子連れのおすすめ探索ルート
  • 10:00
    東所沢駅到着
    アニメキャラクターのマンホールを見つけながら、東所沢公園の中を通ってサクラタウンへ向かう

夜には光るマンホール

公園内の「チームラボ どんぐりの森の呼応する生命」

子連れのおすすめ探索ルート
  • 10:30
    角川武蔵野ミュージアムでスタンダードチケットを購入
    空いている時間帯にミュージアム前で写真撮影するのを忘れずに。
  • 10:45
    地下1階マンガ・ラノベ図書館からスタート!
    マンガが好きな子ならマンガを、赤ちゃんや幼児さんなら絵本コーナーでのんびり過ごす。ちょっとしたお庭もあるよ!

子連れのおすすめ探索ルート
  • 11:15
    4階エディットタウンへ
    アートギャラリーではその時々の企画展示が見られます。
  • 11:30
    エディットタウン奥の本棚劇場へ!
    プロジェクションマッピングやアティックステップも見逃さないで。
  • 11:45
    ブックストリートで絵本を楽しむ
    子供が興味を持ったら、まずは手に取って一緒に見てみよう!

子連れのおすすめ探索ルート
  • 12:30
    ランチ・休憩
    サクラタウンの中には、手軽に食べられるカフェから本格派のレストランまで充実。

私たちは角川食堂を利用。キッズメニューは無いけど、からだに優しそうなメニューもありました。

出典:サクラタウンHP

店内には絵本も

角川食堂の奥にあるスペース

子連れのおすすめ探索ルート
  • 13:30
    東所沢公園で遊ぶ
    公園内にはアスレチック風の遊具などもあり、楽しく遊べます。
  • 14:30
    武蔵野坐令和神社へお参り
    正式名称は「武蔵野坐令和神社(むさしのにますうるわしきやまとのみやしろ)」、うるわしき大和という意味だそう。

出典:サクラタウン公式HP

大人が複数人いるなら、子供を公園やサクラタウン内で遊ばせておいてもらって、4階エディットタウンに戻って、再度本を探すのもアリですね。

角川武蔵野ミュージアムの概要

チケットの選び方は分かったけど、それぞれのフロアやエリアにはどんな展示があるの?という方も多いのではないかと思うので、少し紹介しますね!

角川武蔵野ミュージアムといえばイメージする人も多い本棚劇場(巨大な本棚!)はもちろんですが、「多角的に文化を発信する」複合施設なので、歴史から現代アートまで様々な視点での企画や展示があり、見ごたえたっぷりです!

フロアマップ

1階 マンガ・ラノベ図書館

好きなマンガや本を手に好きな物語の世界に没頭できる図書館。
およそ37,000冊の蔵書があるのだとか。
人の出入りが多くあり、短時間の滞在で帰る人がいる一方で、思い思いにマンガや小説を読みふける人も多くいました。

私は子供と一緒に行ったので、主に絵本エリアを利用。


タブレットのゲームや、発した言葉が文字として再生されるユニークなゲームも置いてあり、子供と一緒に楽しむことができました。

毎月、「読み聞かせ」の会を開催しているので、事前にチェックしてからお出かけしても良いですね♪

図書館内は飲食禁止なので、カフェの様に利用することはできません。
また、それほど広くはないので、日によっては混雑するのでは…と思います。

4階 エディットタウン・本棚劇場

9つのテーマに基づいて選書された本がズラリと並ぶ4階。

1. 記憶の森へ 2. 世界歴史文化集 3. むつかしい本たち 4. 脳と心とメディア
5. 日本の正体 6. 男と女のあいだ 7. イメージがいっぱい 8. 仕事も暮しも
9. 個性で勝負する

カチッと統一されていないテーマ設定だからこそ、想像力が掻き立てられませんか?

わざと雑多な感じで積み上げられている本もあり、興味を惹かれる本を探し当てたり、たまたま出会った本を手に取ってみる、なんてことができる場所です。

やはり個人的に一番テンションの上がるエリアでした!

絵本がたくさん置いてある一角もありましたので、子供も一人で絵本を選んで、物語を楽しんでくれていたようでした。

本棚劇場はこんな感じ。
圧巻ではありますが、上の方には行けません。
本!本!!本!!!という雰囲気を感じて楽しむには良い場所ですね。

子供と一緒に行く場合は、はしごや踏み台などの危険個所もあり、人も多いので、目を離すことができません。

絵本に興味がない子の場合、親がゆっくり見て回ることは難しいかも…。
じっくり見たい場合は、大人が2名以上で来館して、どちらかは外で遊ばせておく等の工夫が必要かもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました