こんにちは。
月1の親子旅を実践中の「子どもと行くBOOK HOTEL」ブログへようこそ!
この記事では、東京ステーションホテルでの子連れステイについてご紹介したいと思います。
東京ステーションホテルといえば、誰もが思い浮かべる東京駅のシンボル!
丸の内駅舎の中にある100年以上の歴史を誇る老舗ホテルです。
東京駅構内というアクセス抜群のホテルなので、仕事や帰省のため東京駅を利用するたびに眺めてみては、「いつかステーションホテルに泊まってみたい」とずっと憧れつつ、わざわざ東京駅に泊まる機会を作ることができずにいました。
そんな時、私が利用している旅のサブスク「HafH(ハフ)」で予約できるようになったことがきかっけで、貯めていたコインを利用し宿泊してきました。
ハフについてはこちらの記事で紹介しています!
当時3歳だった娘も大興奮で、1年以上経った今でも「東京ホテル(ステーションホテルとは言えない笑)、また行きたいね」と、思い出話に花が咲きます。
実際に泊ってみて、東京ステーションホテルは小さな子供連れの親子の宿泊にとてもおすすめだと分かりました!おすすめできる理由が5つありますので、詳しく解説していきますね。
■格式高いイメージのステーションホテル。赤ちゃん・子連れでも快適に過ごせる理由5つ(+注意点)
■泊まってみて分かったパレスサイドスーペリアツインの魅力
■東京ステーションホテルの朝食を紹介!
■ホテル周辺の観光スポットや施設の情報
※宿泊したのは2021年2月です。
東京ステーションホテルが子連れにおすすめな理由5選!
まずは、子連れ宿泊に嬉しいポイントを5つご紹介していきますね!
2. 子供用アメニティが充実している!
3.重要文化財に滞在するという経験が味わえる!
4.託児サービスを利用する等して大人がリラックスすることも可能!
5.見どころいっぱいの東京駅だけで楽しめる!
東京駅構内にあるホテルなので移動が楽!
赤ちゃんや小さな子連れの旅行で、課題になるのが移動。
ただでさえ荷物が多い子連れファミリーの場合、最寄り駅からホテルまでの移動距離は旅行の満足度に大きく影響します。
その点、東京ステーションホテルは駅の中にあるので移動のストレスはほぼ0です!
どの沿線を利用するかによってルートは異なると思いますが、電車でくる方はとにかく丸の内南口→ホテルメインエントランスを目指してもらえればたどり着けます!
丸の内南口改札のドームを眺めて、気分を盛り上げながらメインエントランスに向かえば、あっという間にチェックインできますよ。
子供用アメニティが充実
格式が高いイメージのステーションホテルですが、意外にもキッズ向けのサービスがいくつかありました。
■子供用パジャマ
■3歳までは朝食無料!(詳しくは後ほど)
■他にもベビーベッドの貸し出しやベッドガード等もリクエスト可能です。
「お子様にどうぞ」と用意されていた電車のコップは持ち帰りが可能で、今では保育園コップとして大活躍です!(写真に写っている黄色いコップです↓)
子ども用のパジャマも、とってもかわいい!
胸にはやぶさのワッペンが付いていて、電車好きな子でなくても、喜んで着てくれること間違いなしです!
ただ、ワンピース型でズボンは無いので、パジャマ用のズボンやスパッツは用意しておいた方がいいかもしれません。
重要文化財に滞在するという経験が味わえる
この場所が重要文化財であるということを理解するには、小さな子にはまだ難しいかもしれませんが、「まだ子供だからどうせ分からない」と考えるのは、ちょっと違うと私は思っています。
子どもだったとしても、大人と同じ一流や本物に触れることができるのが、ラグジュアリーホテルに滞在する魅力の一つ。
東京ステーションホテルは「使い続ける文化遺産」と言われていて、歴史を感じるにはピッタリです。
ホテルの廊下には絵画や写真なども飾られているので、大人も一緒に学ぶことができますよ!普段の暮らしの中ではなかなか触れない建築を見ることも、いい刺激。
歴史的建造物を保存しながら、傷んだところを修復し元々の姿に戻すのが「復原」で、無くなってしまった建造物をもう一度造り直すのが「復元」なのだとか。
他にも、お部屋にあるステーショナリーも、この場所ならではのものが揃っています。
子どもは、お部屋にあるかっこいい文具と原稿用紙風のメモでお絵描きをするのもかなり楽しかったようです。(あんまり楽しかったようで、メモは無駄使いしないように気を付けました笑)
託児サービスを利用して大人がリラックスすることも可能
東京ステーションホテルは、託児施設やベビーシッターサービスは提供していません。
でも、そこは丸の内エリア!
周辺には一時預かりサービスを提供している施設もあるので、ほんの少し子供と離れてリフレッシュするのも良いのではないかと思います。
開所時間:7:30~22:00
料金:30分あたり1,400~1,800円
公式HP:https://www.alpha-co.com/nursery/facility/marunouchi
私は利用を真剣に検討しましたが、今回は利用せず。
初めてのシッターさんに、ホテルの部屋で1対1でお願いするのは少し抵抗がありますが、託児所なら安心ですよね。
託児サービスを利用せずとも、夫婦交代で子どもと遊んで、それぞれの自由時間を楽しむというやり方でもいいかもしれませんね。
見どころいっぱいの東京駅だけで楽しめる!
東京ステーションホテルに滞在するなら、わざわざ観光地に赴かなくても、東京駅の中や駅前だけでも見どころがいっぱいです。
もっと言うと、大人だけならホテルの中には10か所のレストランやバー、スパがあるので、ホテルの中や丸の内駅舎の中だけでも十分楽しいはず。
ただ、子どもと一緒に楽しむとなると場所が限られるので、以下のような場所で私たちは楽しみました。
ホテルから徒歩圏内に見どころがたくさんあるので、旅疲れの心配はいりません!
トラヤ トウキョウ(虎屋のカフェ)
ホテル滞在中にぜひ行ってほしいのが、トラヤ トウキョウ。
ホテルの2階からダイレクトにアクセスできます。
ここでしか食べられないメニューもあり、いつ行ってもお店の外で待っている人がいる印象ですが、ドームの周りをぐるっと廻りながら十二支のレリーフを探したり、子どもと一緒でもある程度時間をつぶせます。
カフェの隣にはショップもあり、お土産を買うことも可能。
東京駅舎が描かれた小形羊羹は定番かと思いますが、私のお勧めはあずき茶です♪
店頭には出ていませんでしたが、リクエストすると販売してもらえました。
甘くは無くて香ばしいお茶で、とても美味しいんです!
*平日の10:00~18:00は喫茶の予約が可能です!
公式HP: https://www.tokyostationhotel.jp/restaurants/torayatokyo/
KITTE丸の内
KITTE丸の内ではお買い物はもちろんですが、子連れで楽しめるスポットもいくつかあります。
日本郵便株式会社と東京大学総合研究博物館が運営している施設(JPタワー学術文化総合ミュージアム)は、無料で利用できる博物館。
大人も子供も楽しめますし、「旅育」的要素もプラスできますよ。
また、丸の内駅舎が眺められる屋上テラスは、ぜひ夜に行ってほしい!
ライトアップされた駅舎がとてもきれいで、「お部屋はあのあたりかな?」と子どもと探すのも楽しいかも。
皇居、和田倉噴水公園
翌朝、朝ごはんの後は皇居までお散歩しました。
東京ステーションホテルのチェックアウトは12時なので、午前中は比較的ゆっくり時間を使えます。
いつも写真撮影をする人で混雑している駅舎の前も、早い時間なら人が少ないのでいい写真が撮れるかも。
たくさんの皇居ランナーが走っていく中で皇居まで向かいましたが、これも東京駅ならではの風景。
朝の皇居はとても空いていて、かなり解放感がありました!
歴史に触れたり、植物やお堀の白鳥を観察したりしながら、いつもよりのんびり子どもに向き合ってあげられる時間が持てるのは、ホテルステイの醍醐味です。
東京キャラクターストリート
東京駅の丸の内方面と八重洲方面を繋ぐ地下自由通路(地下1階)にあるキャラクターストリート。
すみっコぐらし、ポケモン、プリキュアなど人気のキャラクターショップがズラリと立ち並んでいる場所です。
何か1つは子どものお気に入りのキャラクターがいるはず!
ただ、土日祝日はかなり混雑するので、大人はちょっとくたびれてしまうかもしれませんね…。
TSUTAYA SHARE LOUNGE(シェアラウンジ)
2022年12月にオープンしたTSUTAYA BOOKSTORE MARUNOUCHI(シェアラウンジ)。
丸ビルの3階・4階部分に位置し、丸の内駅舎もバッチリ見える好立地です。
フリードリンクで子どもが嬉しいジュースもあり、ちょっとしたスナックや菓子パンなどが食べられるので、子連れでちょっと休憩したり、子供がご機嫌で過ごしている間に大人がつかの間の読書を楽しむこともできるかもしれません。
小学生くらいになれば、一緒に勉強したりして過ごすのもいいかも!
シェアラウンジについては、こちらの記事で紹介しています。
料金:
■大人 1,650円/1時間、5,500円/終日
※アプリ決済なら1,485円/1時間、アルコールプランは
■未就学児 500円/1時間、3歳以下は無料!
公式HP:https://tsutaya.tsite.jp/store/lounge/detail/2046/
東京ステーションホテルのパレスサイドスーペリアツイン
ここからは、パレスサイドスーペリアツインのお部屋の様子を紹介します!
パレスサイドスーペリアツインは、40㎡の広さがあり、家族3人で快適に過ごせます。
赤ちゃんの場合は、ベビーベッドを入れても余裕の広さです。
天井にはシャンデリア、どっしりとした家具、そして水回りは大理石と、重厚感漂うラグジュアリーな客室ですが、居心地の良さもバツグン。
窓からは見慣れた丸の内の風景が見渡せますが、やっぱりいつもと角度が違うのでとても新鮮。
深夜のひっそりした時間帯や、早朝の清々しい時間帯の東京駅を体験できるのは、このホテルならではです!
洗面台やお風呂は大理石。
子連れの場合、機能的な設備の方が助かることも多いですが、非日常を味わうために滞在するなら、やっぱりこういう雰囲気はとても素敵です!
お部屋に案内された際に、「シャワー中に、他の人が洗面台を使うと、急に熱めのお湯が出る場合があるので注意」と教えていただきました。
内装は新しいホテルですが、やはり歴史ある建物なのだなと感じる場面でした。
何しろ重要文化財ですからね。
お部屋に置いてある飲み物は、ドリップコーヒー・紅茶・日本茶・ペットボトルのお水。
コーヒーはステーションホテルのオリジナルデザインで、とてもおしゃれ!
東京ステーションホテルの朝食は駅舎最上階のアトリウムで
HafH(ハフ)で予約できるのは素泊まりプランなので、朝食は別途予約しました。
4歳から小学生までは2,625円です。
やはり良いお値段はしますが、100種類以上のメニューから好きなだけ選ぶことができる、とても充実した朝ごはんです。
また、アトリウムは、丸の内駅舎の中央最上階の屋根裏空間になっている場所で、このラウンジで朝食が食べられるのは宿泊者の特典です!
東京ステーションホテルに滞在するなら、絶対に味わう価値があります!
三角形の天井はものすごく高くてびっくり!
子供用のお茶碗やお皿は陶器の物。
乱暴に扱わないかちょっと心配だったけど、やはりこのホテルでプラスチックは似合いませんよね。
ラウンジには文化や歴史に関する書籍も置いてありました。
東京ステーションホテルに子連れで宿泊する時の注意点
赤ちゃん、子連れ宿泊にはおすすめしたい東京ステーションホテルですが、いくつかの注意点があるので、より快適な滞在にするために事前にぜひチェックしておいてほしいです。
2. ホテルの客室への出入りが地味に時間がかかる
子連れで利用できるホテルのレストランは限定的
ホテルの中には10を超えるレストランやショップがありますが、小学生以下の子連れで利用できるお店は少ないです。
ホテルの中のレストランのうち「子供OK」の場所は、1階ロビーラウンジと、4階アトリウムの2個所に限定されます。
※個室なら利用可能なお店もあり。
東京駅周辺にはお店もたくさんあるので、食事をする場所には困らないと思いますが、事前にある程度目星をつけておくとストレスが少ないかと思います。
テイクアウトしてお部屋で食事を取るのも良いですね!
ホテルの客室への出入りが地味に時間がかかる
実際に宿泊して実感したのですが、エレベータホールから客室までの距離がとても長いです。(もちろんお部屋の場所にもよりますが)
それもそのはずで、東京ステーションホテルの客室数は150室。
それが2階と3階に全て収まっているので、横にながーいホテルなのです!
なので、お部屋からホテルのエントランスに向かうまで地味に時間がかかるのですが、ホテルのクラシカルな内装と、長い、長い廊下に魅了されるので、それもステーションホテルならではの体験ですね。
東京ステーションホテル 子連れ宿泊のまとめ
実際に東京ステーションホテルに宿泊してみて、赤ちゃんや子連れでも、快適に楽しく過ごせるホテルだということが分かりました。
1. 東京駅構内にあるホテルなので移動が楽!
2. 子供用アメニティが充実している!
3.重要文化財に滞在するという経験が味わえる!
4.託児サービスを利用する等して大人がリラックスすることも可能!
5.見どころいっぱいの東京駅だけで楽しめる!
東京ステーションホテルに子連れで宿泊する魅力を一言で説明するとしたら、「重要文化財に滞在するという非日常を体験することで、子供は新しい学びがあり、親はリフレッシュできる」ということです!
最後に、せっかくクラシックホテルに滞在するならばと思い、クラシックホテルパスポートもゲットしました!
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